調査報告〜デロリアン編〜

デロリアンとはどういう車なの?


 この作品で登場するデロリアンは、1980年代に作られたスポーツカーである。

 デロリアンの正式名称は「デロリアンDMC12」DMCはDeLorean Motor Companyの略である。アメリカのGM社の元副社長だったジョン・デロリアン氏が「夢のスポーツカー」として作った。この車について特記すべきところはボディはステンレス製であることとガルウィングドアであることだけでその他の点はとくに変わっているところはない。イタリアのジュジャーロがデザインしたもので日本車にもデザインしたものがあり有名なデザインはいすゞのピアッツア(フロントがよく似てる)。ほかにも有名なのは多いようです。その流線型の独特のデザインは製作から20年近くたって丸型デザインの目立つ現在の自動車デザインのなかでも際立っている。

 1977年頃にプロトタイプができていたらしく、現在のタイプとは二三違っている。とくに違うのは後部デザインとドアのウィンドウデザインが違っている。

 先程この車について特に変わっていることはないとのべた。そういえる理由としては先述の特徴を除いた性能は他の車と比べて少し劣るところがある。エンジンはトルク指向に近いタイプで、スピードはそう望めない。シャーシの性能にも二三の問題があるらしく私としては何ともいえないが、ただ日本の山道などには少し不向きらしくどちらかといえば直線続きの高速道路でゆったりとスピードをだして走るほうが向いているという意見もある。

 ガルウィングドアについては意見多数でいろいろな反応がある。乗りづらいと言う意見を聞いたことがあるが、実際私はガルウィング系の車に乗る機会は殆どと言っていいほどない。ただ一度だけ乗ったのはマツダのル・マン車(総合優勝以降の頃で白色のタイプ)で当時小学生だったので前が見えない経験があった。あれは特別としまして、どういう感覚なのかは実際乗ってみないとわからない。

 過去でも未来でもその存在は強いが、やはりその存在感をもっとも引き出せたのはBTTFであろう。やはりドクの言う

"The way I see it, if you're gonna build a time machine into a car, why not do it with some style!"

「せっかくタイムマシンを車に搭載するのなら、かっこいい方がいいじゃないか!」

という理由がよく似合う。舞台となる時代もあるだろうが、やはりあの存在感はいつ何時も強い。

 だがその存在感の強さをもっと強くしたのはその車の価値にある。性能はあまりぱっとしないのになぜそんなに価値がすごいのかはデロリアンの製作台数がおよそ8500台しかないことだ。その理由として「この車について特記すべきところはボディはステンレス製であることとガルウィングドアであることだけでその他の点はとくに変わっているところはない。」ことであろう。そのせいでこの車は当時としては人気がなかった。それをあおるように会社は倒産してしまい「幻の車」となってしまった。その後にBTTFの公開が重なってしまった。

 現在デロリアンは市場に出ることはほとんどない。市場に出たとしても価値のつけようはない。日本では扱うお店があるらしく海外から輸入したものを整備してのれるようにしているようです。価格はあまりわからないのですがUSJのオープンによりまたBTTF熱が高くなると値は上がるのではないでしょうか。

この車は私が一生の中で乗ってみたい車の一台です。愛媛県でオーナーいないかなぁー…

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